部屋の模様替えや引っ越しをする際、思いきって寝具のタイプを変えてみようと思うこともあるのではないでしょうか。
そんな時に気になるのは、マットレスと敷布団、それぞれのメリット・デメリットについてです。
自分にはどちらが合っているのか、どんな人に向いているのかを理解した上で選ぶことができれば、睡眠の質向上にも役立ちそうですよね。
今回は、マットレスと敷布団についての特徴についてご紹介致します。
マットレスのメリットとは?
まずは、マットレスのメリットについてみていきましょう。
・ベッドでも床でも使える
マットレスの最大の特徴は、ベッドフレーム、フローリング、畳など場所を選ばず使用できるという点にあります。
部屋のタイプや場所を選ばずに設置できるため、模様替えや引っ越しの際にも買い替えずに使用することができるでしょう。
・素材が豊富
敷布団以上に、素材が豊富であることも大きなメリットです。
コットン、ボンネルコイル、ポケットコイル、ラテックス、ウレタンなど、自分に合った素材のものを選べばより快適な眠りを実現できます。
マットレスのデメリットとは?
反対に、マットレスのデメリットについてもみていきましょう。
・湿気対策が必要
フローリングの上などに敷いたままにすることにより、湿気がこもりやすくなります。
ダニやカビの発生原因となりますので、定期的に掃除をするよう心掛けましょう。
マットレスを壁に立てかけたり、換気をしたりすることで対策できます。
・移動やお手入れが大変
マットレスの方が敷布団より重いことが多く、マットレスを動かして行う掃除やお手入れに手間取る可能性があります。
自分1人で動かせる程度の重さかどうかをチェックしながら選ぶとよいでしょう。
敷布団のメリットとは?
次に、敷布団のメリットについてみていきましょう。
・畳んでしまうことによって部屋を広く使える
基本的に布団は毎日畳んで押し入れやクローゼットにしまうものです。
そうすることによって、ベッドやマットレスを使用するよりも部屋が広く使えます。
来客が多いお家や、スペースの少ないお家では特に便利です。
・人数が増えても問題ない
結婚や出産によって家族の人数が増えたとしても、布団を敷くスペースさえあれば楽に増設することができます。
ベッドの場合は、ベッドフレームごと買い替えなければいけないこともありますので、今後考えている生活スタイルに合わせて選んでもよいでしょう。
敷布団のデメリットとは?
反対に、敷布団のデメリットについてもみていきましょう。
・床の硬さや冷たさが伝わりやすい
敷布団の下にマットレスを敷かずに使用する場合、床の硬さや冷たさが伝わりやすいというデメリットがあります。
特に肩や腰の痛みに悩まされている人は注意が必要です。
寒い地域に住んでいる場合や冷え性の人なども、部屋を暖かくする対策が必要です。
・収納スペースが必要
押し入れやクローゼットなどに、敷布団が収納できる程度のスペースを確保する必要があります。
畳まずに万年床にしてしまうとカビやダニが発生しやすくなるため、基本的には毎日しまうようにしておきましょう。
収納スペースが少ない家に住んでいる場合は、購入前に収納についての検討が必要です。
マットレスが向いている人・敷布団が向いている人の違いとは?
では実際に、それぞれどんな人が向いているのがをみていきましょう。
・マットレスが向いている人
まず、肩や腰の痛みに悩まされている人はマットレスを使用する方がよいでしょう。
マットレスのタイプ・素材・厚みにこだわることによって、負担のかからない寝姿勢を維持することができます。
また、寝具のお手入れや押し入れへの上げ下げを毎日行う余裕のない人、部屋に比較的スペースがある人にも向いています。
・敷布団が向いている人
体に痛みがなく、清潔感を重視したい人には敷布団を使用する方がよいでしょう。
毎日敷布団を畳むことにより湿気対策や掃除も行いやすく、寝具を清潔にたもつことができます。
また、部屋を広く使いたい人、生活環境が近々変わりそうな人にも向いています。
寝具は、自分の体と生活スタイルに合わせて選びましょう!
寝具選びをする際に大切なのは、自分の体と生活スタイルを把握することです。
それに合わせて寝具を選ぶことによって、体の痛みや掃除の手間を軽減し、快適な睡眠時間を楽しむことができるでしょう。
色々なタイプを試しながら探していくのも、選ぶ楽しみがあって面白そうですね。
私が背中の痛みや腰痛で悩んでいた時に実際に高反発マットレスを使用した体験談を紹介しておきます。